我々の想い
フレンズ東亜協同組合の名前には、西欧が欧州全域を表す様に、東アジアに限定せず日本に興味を持ち、日本で働きたいと願うアジアの若者とフレンドリーに触れ応援したいという想いが込められています。
往々にして安価な労働力の調達手段と考える企業もある中、それがきっかけであっても選考において技能実習生を大切に迎え、相応の報酬と技術が学べる環境で信頼関係を構築いただける組合員とご縁を結び、技能実習満期には日本を好きになり母国で活躍して欲しいと願っています。
その為には、待遇に問題がないか、技能検定又は技能実習評価試験合格に向け技能実習計画通りに進行しているかを監理させていただき、技能実習生が不安の無い様に支援して参ります。
また、当組合は特定技能の登録支援機関として、外国人材の紹介が可能です。技能実習満期を控える技能実習生、国内在住の留学生で技能試験に合格した人材、海外在住の在留・就労可能な外国人材などの紹介・採用支援、在留資格に係る申請取次が行えます。また在留資格取得後に「1号特定技能外国人支援計画」の全部または一部を委託いただく事で、日本での一連の社会生活上の支援代行が可能です。先ずはご相談をお待ちしております。

技能実習制度ご利用にあたりご理解いただきたいこと
先ず最初にご理解いただきたいことが5つあります。
技能実習を行う環境確認の際にも改めて説明させていただきます。
- 3年間または5年間技能実習制度を行う上でその「移行対象職種」と合致していること
- 違法残業、未払い、暴言等の法令違反がない環境であり、日本人と同様な待遇で迎え入れること
- 1年目、3年目の技能検定の合格に向け、常勤の技能実習指導員が直接指導いただけること
- 怪我や病気を含む生活支援、悩み事の相談に応対いただける生活指導員を配置いただけること
- 宿泊施設の確保から技能検定の受験、帰国渡航費等の監理費に含まない諸費用を負担いただけること

事件事故や失踪を回避
法務省調べ令和4年度に技能実習実施困難時届出書が提出された失踪者数は、7,167名に上ります。
要因としては、給与、控除項目・金額を含む労働条件が契約内容と異なる、割増手当等の未払い、実習実施者側の不適正な取扱い、技能実習生側の経済的な事情など様々です。思い描いた仕事でなかったり、見込んだ仕送りができないことは特に切実な問題です。勿論、技能実習の満了を控えた誘惑や、SNSで勧誘されるケースもあります。
技能実習生が事件や事故に巻き込まれず無事に技能実習満期を終え、母国で、また特定技能人材として活躍できる様に、当事者と連携し応対していきたく存じます。その為に大切な事は身近に寄り添える生活指導員、先輩や同僚と「技能実習生との信頼関係」と考えます。
顔色や言動の変化に気づき、事件事故や失踪を回避できればと切に願います。
